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資料

アンティーク時計のコレクション

2017/03/25

子供の頃、私は色々なものを集めた。
 

メンコ、、、ビー玉、、、記念切手、、、それからシブいところでは酒ブタ(一升瓶の蓋)etc。。。
 

もっともこれは私だけではなくて、当時、友達の多くがそうだったのだが、、。

 

 

ちなみに、メンコとビー玉は毎日の遊びの中で使っていた 「実用品」 だが、その他のものは眺めて喜ぶだけのもの、、つまり純粋なコレクション。

 

 

記憶を辿れば、女の子の友達でも 「リカちゃん人形」 をいくつも持っている子がいたが、これはリカちゃんごっこをするための実用的なアイテム。

 

ビーズなどもしかり。

 

身に着けて出掛けたり、使ったりすることのないものを集め続ける女の子は、、記憶にない。

 

 

やはり、全く使いもしないものをやたらに集める、いわゆる 「収集癖」  は、男子特有の病気(?)であると言えるのではないだろうか。

そう考えると、、、99%以上のパスタイムのお客様が男性であることも(修理品のお客様を除く)、 至極納得がいくのだ。

 

 

 

日頃 「マサさんは、どんな時計をお持ちですか?」 とか 「やっぱり個人的なコレクションをお持ちなんでしょうねー?」 などと聞かれることが多い。
 

それはパスタイムのお客様のこともあれば、酒の席で隣り合わせた酔客だったりもするのだが、、、いずれにせよアンティーク時計屋の親父という商売柄、さぞかし珍しい時計を沢山持っている(隠匿している?)だろう、と思うのは、自然だろう。

 

 

しかし残念ながら、、、私はアンティーク時計を一つも持っていない。

 

理由は二つ。

 

 

一つ目は、コレクションするに相応しい資力がないから。

 

店を始めてこの春で27年が経つが、、、いまだに毎月月末になると精神不安定(?)になるような有様で、、小遣いの全ては 「釣り」 と 「酒」 に消えている有様(涙)。

 

常連のOさんのように 「財力は無いけど散財力はあるんだよなー、、。」 などと言いながら時計を集め続けることができないのだ。

 

 

二つ目は、最初から 「持たない」 と決めているから。

 

ひとつでも 「個人用」 の時計を持てば最後、、、子供の頃のビー玉やメンコと同様、大量に集めたくなるのが判り切っているのだ。

 

しかし、いくら私が素晴らしい時計コレクションを自慢しても、喜ぶ人などいない。

 

周りからは自慢話をうるさがられるだけだし、、お客様は  「特別いい時計は自分が取っちゃって、そうでないものしか売ってないじゃんかー」 と思うだろう。

 

 

しかし、、、実はあったのだ。

 

私が集めても資力的に問題なく、そして、お客様に嫌がられることのない㊙コレクション(?!)が!!

「時計の格好になっているが時計ではない」 アイテムのコレクション。

 

まだまだコレクションと呼べるような数ではないが、、、これからも、少しずつ集めてゆきたいと秘かに楽しみにしているのだ。