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グラスバックベゼル製作

ケース修理・製作

(公開日: 2014/03/26)

今回ご紹介するのは当店で製作したグラスバックベゼルです。

当店で販売、またはお客様がお持込みになった懐中時計に合わせて風防ベゼルの製作を行った例です。

スナップ、スクリュー、ヒンジ付き等、時計によって異なる仕様及び材料に合わせて製作していきます。

既存のオリジナルの蓋には一切手を加えず、新規に風防ベゼルを製作することで、オリジナルの蓋が温存でき、いつでも元の状態に戻す事が可能となります。

製作工程を含めて幾つかご紹介しますのでご覧下さい。

一点目は上記画像のWALTHAM Riverside Maximusのベゼル製作です。

シルバー素材、スクリュー仕様で元の裏蓋のデザインに合わせて製作した風防ベゼルです。


シルバースクリューケース グラスバックベゼル製作
シルバースクリューケース グラスバックベゼル製作
シルバースクリューケース グラスバックベゼル製作
K18 ヒンジ付き  グラスバックベゼル製作

2点目はLEROYの小型リピーターのベゼル製作です。

オリジナルの中蓋を温存し、同寸法のK18ベゼルを製作。

ヒンジ、取手の付いた仕様に合わせているので開閉動作が可能です。


K18角材
K18角材をリング整形
ヒンジのロウ付け
取手のロウ付け

研磨
ヒンジのロウ付け
K18 TIFFANY & Co  E.D.KOEHN  グラスバックベゼル製作

最後に複数点ご紹介するのは当店で販売、またはお客様がお持込みになった懐中時計にグラスバックベゼル製作を行ったものです。


K18 LANGE グラスバックベゼル製作
K18 L.Audemus グラスバックベゼル製作
K18 Patek Philippe グラスバックベゼル製作
シルバー T.F.Cooper グラスバックベゼル製作

K18 HOWARD グラスバックベゼル製作
K18 J.W.BENSON グラスバックベゼル製作

当店ではベゼル製作を含めたケースのオーダーメイド製作も承っております。

詳細は『オーダーメイド 懐中時計ケース』をご覧下さい。

※ベゼル製作をご注文頂く場合、オリジナルの蓋をくり貫くような加工は承っておりません。オリジナルの蓋は温存し、新規に製作する加工内容となります。

最後までご覧頂きありがとうございました。

記事担当 辻本


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