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オーダーメイド ミニッツリピーター カスタム腕時計

カスタマイズ

NOTICE:This article written in Japanese.

(公開日: 2018/05/08)

当店では、既存のアンティークポケットウォッチのムーブメントに合わせてケース、文字盤の製作を承っております。

今回ご紹介するのはお客様のご要望に合わせてケース、文字盤を製作致しました500円サイズの小型ミニッツリピー

ターの記事です。

製作過程も含めたご紹介記事になりますので、どうぞご覧下さい。


小型(500円サイズ)のミニッツリピーターのムーブメント

〇ケースの製作

真鍮の試作品を製作後、シルバーの無垢材から削り出しでケースを製作していきます。

ケースだけでも設計から完成まで数か月を要する作業になります。


切削途中のシルバーケース
切削途中のシルバーケース
完成したシルバーケースと試作の真鍮ケース
完成したケースにムーブメントを入れた状態
完成したケースにムーブメントを入れた状態

完成したシルバーケースです。この後、研磨仕上げを行います。


〇文字盤の製作

ご注文により、文字盤(文字板)は赤銅の黒染め(伝統工芸においてカラスと呼ばれる硫化皮膜)の仕様で製作いたしました。


切り出しエングレービング中の状態

赤銅板を切り出し、文字のエングレービングをします。


製作途中の赤銅ダイアル

スモールセコンド部分を旋盤で開けます。


製作途中の赤銅ダイアル

ローマ数字の製作途中。ヤスリや糸鋸を使い数字を切り出していきます。


製作途中の赤銅ダイアル

必要のない部分を切り終えたところです。このまま形を整えていきます。


製作途中の赤銅ダイアル

ドットを一つ一つ丁寧に入れているところです。


エングレービングが終わった文字盤の裏側

裏側の文字もきれいに入りました。


赤銅ダイアルの製作途中

キャップ式の文字盤がムーブメントに問題なく取り付けできることが確認できましたら黒染めを行います。


黒染めを終え完成したダイアルです。


ピンクゴールド竜頭

文字盤、ケース製作と共にご注文いただいたピンクゴールドで製作した竜頭です。こちらも家紋を彫っています。


黒染めを終えた赤銅ダイアル
裏側

〇時計の完成

ムーブメントレストア、ケーシング後の完成画像です。ミニッツリピーターの懐中時計が美しい腕時計に仕上がりました。


ミニッツリピーター カスタム腕時計
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ミニッツリピーター カスタム腕時計
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代々受け継ぐことのできる特別な腕時計、如何でしょうか。

カスタム腕時計の詳細はこちらをご覧下さい。

カスタム腕時計のご案内

販売中のカスタム腕時計

今回お持ち込みいただいた時計のミニッツリピーターのハンマー受け板の製作も記事として掲載しております。

詳しくは小型リピーターハンマー受け板製作をご参照ください。


上が傷んだリピーターハンマー受け(下が新規製作したリピーターハンマー受け)
リピーターハンマー受けが完成して取り付けたところ

Tags
 カスタマイズ  ケース製作  文字盤製作

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