時計部品製作
アンクルのハコ先(赤丸部分)が折れてしまっています。修正は不可能なため新規で製作します。
オリジナルのアンクルをもとに、鉄材から形を切り出します。
新規製作したアンクルにセーフティーピンとアンクル芯を取り付けるためのネジ穴を切ります。画像にあるのは製作した0.3mmタップです。
ネジ切りを終えたら熱処理を行います。
熱処理後、鏡面、面取り仕上げを行います。アンクルは非常に小さく、細いので慎重に仕上げを行います。
オリジナルと全く同じ仕様で鏡面仕上げが完了しました。
仕上がったアンクルに爪石を取り付けます。爪石は非常に割れやすいので他の作業以上に慎重に行います。
バランサー、アンクル芯、セーフティーピンを取り付けて完成です。