時計部品製作
クロノメーター懐中時計のスプリングディテント パーツの新規製作です。元のスプリングディテントは、後年にいい加減な修理(ハンダ等を使用した改造)をされておりましたので、すべて削り出しで製作する必要がございました。
鉄材から削り出しをしたスプリングディテント(粗削り状態)
受けにセットして寸法等に問題がないことを確認し、熱処理を行います。
熱処理が終わった状態です。
熱処理後、鏡面仕上げを行います。
仕上げ後にスプリングをネジ止めします。オリジナルと同じように根本は薄くして鏡面仕上げをします。
鏡面仕上げ完了後、ルビーをセットします。
新規製作したスプリングディテントを受けに取り付けて完成です。